「Meeting アラスミ!(=around すみだ川)」は、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科がすみだ川界隈の地域において、
「地域の文化芸術を推進するプラットフォーム」、「地域の連携・協働を推進するプラットフォームの形成」に着目し、
先進的な事例に取り組む自治体・団体と協力して学びと実践の場を提供する人材育成プロジェクトです。
「Meeting アラスミ!(=around すみだ川)」は、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科がすみだ川界隈の地域において、「地域の文化芸術を推進するプラットフォーム」、「地域の連携・協働を推進するプラットフォームの形成」に着目し、先進的な事例に取り組む自治体・団体と協力して学びと実践の場を提供する人材育成プロジェクトです。
理論編
「新しい文化政策」を考える
理論編では、異なる領域の協働により社会に新たな回路を創り出す「新しい文化政策」の理解を目的として、研究者や実践者、行政職員を招き、連続講座とシンポジウムを実施しました。
また、行政職員や学生、一般受講生らがともにフィールドワーク(2020年度)、グループワーク(2021年度)を行い、隅田川エリアに必要なこれからのアーツカウンシルについて構想を膨らませました。
実践編1
アトリエ・ムジタンツ
ムジタンツとは、ドイツ語のMusik(音楽)とTanz(ダンス)を組み合わせた造語。
本プログラムでは、「地域とアートをつなぐ」「分野を横断したアートプログラムをデザインする」をテーマに、足立区、墨田区、台東区の3区と連携しながら、演奏家、アートコーディネーターなど様々な活動分野を持つメンバーが協働的に学び、実践し、丁寧な振り返りを行いました。
実践編2
野村誠「千住の1010人 in/from 2020年」
アートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」のプログラムの一環として、隅田川エリアを舞台とした「1010人による参加型コンサート」実現に向けて、足立区、墨田区、台東区の行政と協働し、市民と対話を重ねてきました。新型コロナウイルスにより2020年度の実地開催は叶いませんでしたが、各区で活動する市民の草の根ネットワーク形成の足がかりとして、3区の様々な場所で演奏やワークショップを行い、人々が音楽を通じて意外な形で共演する場を発信しました。