2020年は、リアルな場で集うことの難しい時代の幕開けとなりました。もし、リアルの場において1010人が集うとしたら、どんな音楽が生まれていたのでしょうか。この作品は、2020年度に開催したオンライン参加型企画「世界だじゃれ音Line音楽祭」の記録映像に、当初は演奏者たちが集うはずだった電車、船、公園、まちの風景を組み合わせて作曲、編集したものです。

 

千住の1010人 from 2020年
「2020年を作曲する 世界だじゃれ音Line音楽祭」

https://youtu.be/NtKMpwU9P4s

 

本事業「千住だじゃれ音楽祭」では、2020年5月に千住(せんじゅ)に1010(せんじゅう)人が各地から集う参加型音楽祭「千住の1010人 in 2020年」を予定していましたが、社会状況を鑑みて事業方針を転換しました。本作を通じて、演奏者が一堂に会する一日限りのイベント(in 2020年)ではなく、今の時代を映し、まちなかからオンラインへと時間や空間を拡張した「千住の1010人 from 2020年」として、これからの参加型音楽の可能性をみなさんと考えてゆきます。

「世界だじゃれ音Line音楽祭(Day1~4)」のアーカイブ視聴は 音まちYouTubeチャンネルから

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千住の1010人 from 2020年
「2020年を作曲する 世界だじゃれ音Line音楽祭」

[音楽監督]野村誠
[映像監督]甲斐田祐輔

[出演]だじゃれ音楽研究会、佐久間新、Anant Narkkong、Memet Chairul Slamet、Gangsadewa、尾引浩志、池田邦太郎、斉藤明子、上田假奈代、i-dArt、大田智美、Pete Moser、ジンタらムータ(大熊ワタル+こぐれみわぞう)、福島青衣子、Pape Cissokho、Alice Cissokho、John Richards、安野太郎、宮田篤、Simon Rummel、奥田扇久、世界だじゃれ音Line音楽祭 ワークショップ参加者のみなさま
[撮影]星野有樹
[企画運営]櫻井駿介、西川汐、石橋鼓太郎、山碕桜、永井達基、屋宜初音、林賢黙 、遠藤⻘天

[主催]東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
[後援]墨田区、台東区
[協力]京成電鉄株式会社、東京水辺ライン、「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会、国際交流基金アジアセンター

※ 本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。
※ 墨田区・台東区との提携については、令和2年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業「2020の先にある新たな文化政策を実現するための広域連携について思考し実践する人材育成講座 Meeting アラスミ!」の一環として行われています。
※ 収録はオンラインおよび新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策をおこなった上で実施しました。
※ この作品は、以下の著作物を改変して利用しています。
足立区、【動画の名称】、CCライセンス 表示 4.0 国際(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja)

 

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